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わたしのかけらたち (DVD付)わたしのかけらたち (DVD付)
植村花菜
キングレコード
発売日 2010-03-10
オススメ度:★★★★




トイレの神様が教えてくれたこと。 2010-03-23
日本人ではないけど、「トイレの神様」を聞いて次回休みで国に帰ったらおばあちゃんの墓参りに行きたいと思った。歌手ご本人はレコーディングの時でも歌詞を見たら泣いて非常に困ってたというエピソードもあったけど、最近の音楽シーンにおいて本当にそこまで感動させるような曲はなかなか出されなくて、日本の音楽を聞き始めてからもう8年間が経ったけど今回のように心がギュッとなったのは初めてかな。幼少時代もおばあちゃんと一緒に暮らして色々なことを経験した私にとっては自分の話でも語っているように聞こえて、1回聞いてからはずっと頭の中でおばあちゃんとの風景が浮かびながらこの曲は繰り返している。人生のサウンドトラックに欠かせないそんな1曲であるのではないか。

植村花菜はデビューの時から聞き始めたけど、いつの間にか付いていかないようになってしまった。今回のリリースに当たって最初「トイレの神様」というタイトルの曲が入っていると聞いて(当時思っていた)ダザさに笑ってしまったけど、ある日YouTubeでキングレコードのチャンネルでクリップを見て、「良い曲だな〜」と思ってた。

もちろん、このリリースに収録されている他の曲も良い曲だ。今作はゆずや矢野真紀の作品に手がけた寺岡呼人をプロデューサ、そしてシンガーソングライターの磯貝サイモンをアレンジャーに、そして作詞陣に岩里祐穂と山田ひろしを迎えて、アコースティックな音色がかなり前に押されていて心地良い音に差し上げた。中でも「猪名川」は彼女の愛する故郷兵庫県の景色を描いた懐かしみ溢れている曲で、「わたしはじめ」はブラスの楽器が使われ、フォークの要素も入れられて、非常にハッピーで元気な歌になった。

進学のため今年は関西を離れ、関東に引っ越すことになったけど、実際に猪名川に行ったことがなくても「猪名川」を聞くと大阪での1年間のシーンが目の前に浮かんで、箕面の生活を思い出させるという意味ではこのミニアルバムは実に大変身近な存在である。

他に代表曲も一杯あるけど、この曲で(ミニ)ブレイク果たして、その曲たちも聞かれるようになれたら良いな。「トイレの神様」で夢の紅白初出場が叶えられるかどうかはどうであれ、彼女のおばあさんはきっと天国で微笑んでいるだろう。

「春の空」には及ばないが力作! 2010-03-20
「トイレの神様」が話題になっているカナ吉。
私の予想を遥かに超えるブレイクっぷりを見せていてかなり驚いています。
(これで世間で"一発屋"と呼ばれるようにならないといいが…。というか彼女のような実力者をそのように呼ばれるようなことがあったらこの上なく癪である。)
今回は「わたしのかけらたち」というタイトルの通り、全曲植村花菜自身が作曲を担当し、詞もより彼女の人となりを感じられる内容になっています。
彼女の人間的成長や、音楽への意識の変化がもたらしたものと言えるでしょう。
今までにはなかった大人の魅力溢れる力作に仕上がっています。

ただし今回は6曲中4曲が王道バラードとその比率の多さがやや問題。
彼女の本領を発揮できる明るい弾けた楽しげな楽曲がM3 「わたしはじめ」とM5「サンシャインストーリー」だけというのはやや物足りないです。

何よりM2「忘れないよ」とM4「マスカラ」がテーマや曲調の部分でだいぶ被ってしまっているのがちょっと残念。
(特に今までの作品が多様性に秀でたものであったために、余計にそう思ってしまいますね。)
ただ、どの作品においても決してマンネリ化せず、次々と自らの音楽性を開拓してく様は本当に敬意を払わずにはいられません。

また、「サンシャインストーリー」「トイレの神様」のラスト2曲は本当に名曲。
この2曲だけでも今作の意義があるし、やはり植村花菜は只者ではないなと改めて思いますね。
植村花菜さんには世間にとって「トイレの神様」だけで終わって欲しくない存在です。
こういったレベルの高い弾き語りアーティストに邦楽女性ソロ界を引っ張っていって欲しい。
まずは今度こそフルアルバムの発売を望みます!
決して作品制作が覚束ないわけではないでしょうから。
今後とも大期待のアーティストであります。

世間の皆さん、「トイレの神様」だけで終わらせないでくださいよ〜。

感動の名曲 2010-03-18
トイレの神様を聴いて見て涙がでました。
曲を聴いて泣いたのは初めて。花菜さんの歌声は優しくて心に響くし、じんわり染み込んであったかくなるんです。
おばあちゃんに、孝行しなきゃなって思いました。
この曲のためだけに買っても損はないCDだと思います。
中には歌唱力がないと評価をされてる方がいましたけど、それは一個人の判断で決め付けないでいただきたいです。花菜さんは素敵な歌声の持ち主だと思います。


さらに詳しい情報はコチラ≫

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いつも笑っていられるようにいつも笑っていられるように
植村花菜
キングレコード
発売日 2006-01-04
オススメ度:★★★★




聞いていて心地よいアルバム 2010-02-25
ミルクティーから始まり、その澄んだ歌声がとても印象に残る。とても心地よい歌声である。内容としては捨て曲などなしで、最後の「いつも笑っていられるように」はとても聞き入ってしまう傑作だと思う。ただ、一つ注文をつけるとしたらキセキがシングルバージョンの方が断然良いと感じだ。このアルバムにもそちらでいってくれたらもう完璧って感じでした。でも全体を通してとてもポップで明るく、いろんなところに聞き所が詰まっていて間違いなく良いアルバムだと思います。彼女の出してるアルバムの中ではこれが最高だと思います。

割といい。 2007-07-27
シングルを買わない身にとってはシングルの楽曲を多数収録しているのは ありがたい。
彼女の良さはやっぱり声。

そして色んなタイプの曲を歌いきれるところだと思う。

ファーストアルバムにしては 完成度が高い方なので この先が非常に楽しみです。

1stとしてはいい感じかな 2006-08-14
2005年5月にデビューした女性アーティストであるが、地元大阪でストリート・インストアなどで好評を得ていた1STアルバム。

全体を通して聴いてみれば、身近に感じられる部分と少しお化粧を施したようなアルバムだと感じられる。

ただ、基本的にALBUM VERSIONの2曲は少し違和感を感じる。melodyはまだいいにしても、キセキのアレンジされたオケとヴォーカルの一体感がまるでない。ヴォーカルトラックに後からオケを乗せました、と言うのが非常にわかってしまうのはいかがなものか。この辺は制作スタッフも一向すべき点だと感じる。また、曲のテンポが似通っているせいか、とても暖かく感じられる反面、少し物足りなさも感じてしまう。

これはライヴなどを見た上で書いているが、もっと色々な魅力をもったアーティストなのだから、そこを出してもいいのではないだろうか?たとえば、ボーナストラック以外で弾き語りを入れる等、1stアルバムならではの紹介や遊びが欲しかったようにも思える。

まぁ、これは、逆に思い入れがあるからこその部分で、全体的に言えば、次回に期待というか、次に彼女がどうしたいのかというベクトルが試される部分であるとも思う。

この1STを聴いて2NDまでのリリース期間をあまり空けない方がいいかな、と感じる。キングにはもう少しがんばってもらいたい。

ボーナストラックの「はらぺこブギウギ」は素の彼女がとても身近でライヴを行っている感が味わえる。これだけを聴いてもとても魅力的だ。
というかとにかく笑顔に癒される大好きなアーティストです。


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春の空春の空
植村花菜
キングレコード
発売日 2009-03-25
オススメ度:★★★★★




シーズンソング 2009-04-19
うららかな春の日に聴きたくなるような良い曲ばかりです。やわらかく、優しい春風のような歌声が、とても気持ちよく、心が癒されます。高音だけでなく、どの中低音もよいですね、この方は。価値ある1枚です。

これで2000円は安すぎる!! 2009-03-28
良い曲ばっかですほんと。
個人的にはアップテンポなDarlin'やシャララがすきです。
特にシャララは、何度聴いても飽きない!!自分にどこかピっとくるいい歌です。
植村花菜さんの曲は、メロディーや歌詞以前に、声がすごくいいです!!
やっぱり歌ってどこまでいっても、“声”の延長線上だと思います。
声にはその人の人柄や人格など全てがこもっていると感じます。
技術もあって、声もいい。植村さんは今売れるべき人だと思います!!!

PVは「ありがと。」がすごい好きです。日が暮れていく感じがいいですね〜〜。

なんかすごい、これぞ日本語のいい歌っ!!って感じですね。

植村花菜さんのような人に、紅白には出てもらいたいです。(゜∀゜)

春の空 春の歌 2009-03-27
近年、日本の春では「さくらソング」が定番になっていますが、共感できる歌はそんなにありませんでした。しかし、植村花菜さん今回のミニアルバム「春の空」はたっぷり「春」の印象を残されました。
希望と溢れた幸せのある「ありがとう。」からはじめ、最後の「神様につながる時」まで、全曲が春の雰囲気をきちんと伝えていると思います。

また、一番驚いたのは「春にして君を思う」と言う曲です。植村花菜さん、これまでは様々なバラードに挑戦したが、このような広い世界観を持つ曲はなかなかなかったです。しかも、この曲メロディと言い、歌詞と言い、編曲と言い、全てが最高なバランスをとっている王道バラードだと言えるだろう。

他の曲の質もとても良くて、こんな良いアルバムと出会えてとても幸せです。皆さんも是非チェックしてみてください。

今回も傑作! 2009-03-25
植村花菜さんのミニアルバムです。
前作(3rdアルバム「愛と太陽」)もまた素晴らしい出来でしたが、(というか彼女のアルバムはどれも良いです。)今回も期待を裏切らず、そして期待以上の傑作でした。

「ありがと。」「Darlin'」「シャララ」「BLESS」など1stの頃のような、生きること・恋することの喜び、歌うことの楽しさ、幸せがありありと伝わってくる元気の良いギターポップスと蔦谷好位置さん作曲の壮大なバラード「春にして君を想う」オシャレなカフェ・ミュージックのような「一番星と三日月 」森若香織さんが作詞を手掛けたラストを飾る神聖な雰囲気の「神様につながる時」の3曲が良いアクセントになっていて、7曲という曲数も少し物足りなさを感じながらも通して聴きやすく、何度でもリピートしたくなります。

強いて残念な部分を言えば本人作曲がM2「Darlin'」M5「シャララ」の2曲のみであることと(これがまた非常に良くできたいるだけに…)「冷たい雨」「ラスト・ランゲージ」のような深遠なダークさをもった楽曲が今回はなかった点くらいでしょうか。

それでもタイトルどおり春の空らしい爽やかさのある素晴らしいアルバムです。


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