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音楽・映画鑑賞 ジョギング
自己紹介:
100均でクラッカーとハゲづら買うてきて、はよパーティーいかなあかんねん。あんましウダウダ喋ってる時間ないねん。
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DRAMA!
中島みゆき ヤマハミュージックコミュニケーションズ 発売日 2009-11-18 まさに“ドラマティーク!” 言葉が曲を引っ張り、曲が言葉を紡ぐ 2009-11-30 2つの舞台作品の情景が今でも鮮やかに蘇ってくる。このアルバムを聴いての第一印象はこの一言に尽きる。 共にスケールの大きさを感じさせるサウンド作りと繊細な言葉のニュアンスが巧みに織り込まれ舞台劇に生命を吹き込んでいる。 前半はミュージカル作品『SEMPO』に提供された作品。1曲目の『翼をあげて』と5曲目の『愛が私に命ずること』は舞台ではストーリー上での対を為す作品である。 後半の7曲は昨年の『夜会VOL15.夜物語〜元祖・今晩屋〜』で披露された作品。 (7)十二天…………………古代の銅鐸の音はこんな音がしたのかもしれないと思わせるイントロが一 転、捻りの利いたロックンロールへと変化する“音の万華鏡”。 (8)らいしょらいしょ…………琴の音は平安の調べを鼓の音は室町の息吹を感じさせる。 (9)暦売りの歌……………ヒップホップを思わされるイントロ。テンポの良い曲でカーテンコールにも使用されていた。 (10)百九番目の除夜の鐘…ピアノ・ドラム・エレキギター・キーボードの順にサウンドが重なり最後にボーカルが加わる。詞と曲が一見ミスマッチの様にも聴こえるが、五七調の歌詞はその垣根をあっさりと越えてしまっている。“夜会”の隠しテーマ“意味としての時間”が歌われている。 (11)幽霊交差点……………このアルバムの中で唯一、中島みゆきがリラックスして歌っている作品。 肩の力が抜け、イイ具合に伸びやかなボーカルが印象的。 (12)海に絵を描く…………本人は“言葉の多い曲は苦手”と言っているが、そんなことを全く感じさせない。言葉が曲を引っ張っていく。スリリングな曲調はステージが終盤に差し掛かっていることを暗示させる。個人的にはこのアルバムの中で最もお勧めできる作品。 (13)天鏡……………………中島みゆきのボーカルにピアノ・フルート・ドラム・キーボード・エレキギター・ベースの順番に楽器が増えていく。曲調も最初のバラード調からアップ・テンポへと変化する。昨年の『夜会』を観て、この曲を聴いていた時、いつしか落涙していたことを思い出した。“輪廻と転生”そして“魂の浄化”に着目したストーリーを締めくくるに相応しい歌詞と曲の構成。ステージ一杯に光が注ぎ込む光景、今晩屋の袢纏を見に纏った中島みゆきが客席に一礼しステージを下がっていく時の様子が今でも目に浮かぶ。 中島みゆきが提供あるいは自らのステージ作品から選択したアルパムは過去にもあるが、今回の作品はそこに彼女の持つ“こだわり”を強く感じさせる。“時間の中でしか生きられない人間のさだめ・かなしさと何とかしたいとの願いの間でのジレンマ”“意味としての時間への問い掛け”これらが言葉とサウンドから伝わってくる。 まさに“DRAMATIK!”と呼ぶに相応しいコンセプトに基づいた構成の作品である。 大人の悲しみを歌う2曲が印象的 2009-11-29 夜会もミュージカルも見ていませんが、壮大で多彩な曲が並んでおり楽しめました。 私が特に惹かれたのは「こどもの宝」と「掌」です。 大人になって気づく後悔や悲しさを表現されていて、とても身近に感じられます。 こうしたちっぽけな人間の側面から、大きな愛まで歌い上げる幅の広さが、 今のみゆきさんの魅力だと改めて思いました。 二幕のDRAMA? 2009-11-29 ストリングスアレンジとコーラスワークの繊細さと壮大さが印象的な前半と東洋的な色合いがユニークな後半という捕らえ方もできるが、全体としてのまとまりもあり違和感無く仕上がっているのが流石。杉原氏の心の動きをじっくりと描きつつ、前半クライマックスのNOWへと盛り上がっていく流れ、そして静かに始まる十二天のイントロからアレンジも歌詞も和の趣たっぷりのらいしょ、百九番目の除夜の鐘など夜会を見ていなくても何となく今晩屋を想像させてくれる後半、そしておそらく、舞台作品の総集アルバムであるが故にかもし出されるであろうタイトル通り「ドラマテック」なスケール感は全体に通じている。 さらに詳しい情報はコチラ≫ PR |