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音楽・映画鑑賞 ジョギング
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100均でクラッカーとハゲづら買うてきて、はよパーティーいかなあかんねん。あんましウダウダ喋ってる時間ないねん。
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マニフェスト(初回限定盤)(DVD付)
RHYMESTER KRE 発売日 2010-02-03 オススメ度:★★★★★ 待ってました 2010-02-11 ここのコメントにもありましたが、 これまでの曲は斜に構えた曲が多く、そこが好きでした。 今回はとてもストレートな表現で最初は「思ってたのと違うなぁ」が感想でした。 しかし、活動休止を経ての復帰作ですから、以前と同じでは意味がない。 今後「復帰作」は二度とないのだから(多分)、今しか出来ない音が聞けたと思います。 タマフルでの古川さん評が1番分かりやすかったです。身内ですから、辛口な事は言わないでしょうが。。。 随所にKUFUが凝らされた、このタイミングだからこそのアルバムだと思います。 DVD 2010-02-10 ONCE AGAINを聞いてRhymeSterを初めて聞き始めて、そんなにhiphopの良し悪しは 詳しくないけど聞いてて、とてもメッセージ性とスキルが感じました! ほとんど外れがない曲ばかりだったけど3、H.E.E.Lと12、Come ON!!!!がかなりキましたね。 ちなみにDVDの副音声はWindowsMediaPlayerなら 再生タブ→オーディオおよび言語トラック→オーディオトラック2 をチェックすれば副音声聞けます。最初、悩みました(笑) 崩れてきた体型 2010-02-10 ライムスターは、日本のヒップホップシーンを引率してきた存在というよりも、日本語ラップの「文法模範」であり続けてきた、「体系的」な存在である。 言わば、教科書であり、反省素材であった。ラッパーたちは、ライムスターの過去作を聴き返しては、「日本語ラップ的なカン」を取り戻す。「ああ、こういう図形的生彩さを持った語彙選びをするんだったよなぁ」とか、「継起性と同時性のバランス。こういう感じの小節構造がスタンダードだったんだよなぁ」とか。ライムスターの存在は、密かにシーン全体の「文法体系」の「通時性」の「保持」につながっていたのだ。 だから、ライムスターは最低限クリアしていなければならない「高水準」の指標そのものだった。しかも、日本語ラップにおいて、「高水準」は、さほど種類が多くないことをも、証明してしまっていたのだ。実際、文法体系的定着が、ラッパーが売れ残るための第一条件であるのは、現状を見ても疑う余地はない。日本語ラップにおいて必要なのは、個性などではなく、文法的安定性なのだ。要するに、ライムスターというグループは、客観的に言えば、「安定供給」が売りだったのだ。 けれども、日本語ラップは、水面下において、「共時的」な変化が行われやすい分野である。文法に対する緊張がゆるみやすいのだ。しかも、それが自己言及されないままなので、すぐに「あの頃のフローの感じ」などと語られるハメになるのだ。例えば、キックザカンクルーの初期からKREVAのソロまでの変遷がいい例である。初期のキックは、明らかにライムスターチルドレンとも言うべきで、ライムスターの文法体系に従属しており、かつまた、それを高度に保持していたのに、その姿勢は徐々に崩れていってしまった。 ライムスターは、すでに『リスペクト』の時点で、古典的完成度を達成していた。つまり、「打ち止め」だった。あとの『ウワサの真相』や『グレイゾーン』は、それを「定着」させる仕事だった、と言っていいだろう。図形的個性を持つ語彙選びの徹底ぶり。継起性と同時性のバランスのよい小節構造。韻律と、記号内容と、記号表現との高密度の統合。どれをとっても完璧であり、その神経をすり減らした職人芸に、私たちは「安定」を見出していたのである。 残念なことに、その態度は、前作『ヒートアイランド』あたりから、徐々に崩れてきたと思われる。そして、今作、それは決定的なものになってしまった。明らかに、雑な仕事ぶりである。前述の通り、事実として、ライムスターのアイデンティティー、または、私たちがライムスターに求めているものというのは、エモーショナルな表現ではない。また「良い曲か」「悪い曲か」にもない。「文法体系の安定性」にあるのである。今まで丁寧にこなしてきた仕事――通時的な体系をトレースし直してカンを取り戻す作業――をしなくなってしまった、それがライムスターにとって何を意味するのか、は、今作を聴けばわかるだろうと思われる。 私は「あのライムスターでも失敗するのか」と思ってしまった。 さらに詳しい情報はコチラ≫ PR |